はじめに
Visual Studio 2015、2017、または、2019(以下 VS201Xと表記) と StateGoを連携させることで、作業を大変楽にすることが出来ます。
StateGoにVS201Xを登録する
メニューバーの【ツール】→【ソースエディタ設定】にて、ソースエディタ設定ダイアログを表示します。
ソースエディタの指定は、簡単に入力する方法が用意されています。
エディタ候補を使用する
まずは、エディタ候補に "Visual Studi 2015"(2017または2019)が表示されることを確認下さい。
デフォルトにてVS201Xをインストールしていれば、表示されるはずです。
もし、デフォルト以外の場所にインストールした場合はそれぞれの環境変数にVS201Xの実行EXE(devenv.exe)のフルパスを指定して下さい。
VS2015Exe -- Visual Studio 2015用
VS2017Exe -- Visual Studio 2017用
VS2019Exe -- Visual Studio 2019用
指定後 StateGOを起動し、エディタ候補に表示されることを確認下さい。
環境変数の反映は、PCの再起動が必要になる場合もあります。
Visual Studio 201Xが表示された状態で【入力】ボタンを押してください。
コマンド欄に呼出し用のコマンドが表示されます。
【SAVE & CLOSE】ボタンを押して、完了です。
コマンドを直接入力する
コマンドの入力欄に直接コマンドを入力することが出来ます。
以下の引数を利用することが出来ます。
%1 - ファイル名
%2 - 行番号
%3 - ソリューションファイル名
履歴を利用する
過去に使用したコマンドは履歴に表示されます。
それから、入力することが出来ます。
VS201XにStateGoを登録する
Visual Studio 201Xに外部ツールとして登録します。
1. メニューバーの【ツール】→【外部ツール】 → 外部ツールダイアログが表示
2. 以下の内容で登録します。
タイトル StateGo(&5)
コマンド C:\Program Files (x86)\PSGG\StateGo.exe
引数 -oc $(ItemPath)
SteteGoのインストールパスが異なる場合は、合わせて変更してください。
3. OKボタンを押す
これで登録完了です。
使い方
StateGoとVS CODEの双方に起動用の設定をすると以下の事が可能になります。
ステートのソース表示
選択中のステートのソースをVS CODEで確認することが出来ます。
選択中のステートのプログラム部分をエディタで見たい!
↓
以下のいづれかの方法
- ステートのコンテキストメニューより、【ソースへ】を選択
- ユーティリティパネル(画面左下)の【ソースへ】ボタンを押す
- ステートを選択した状態で コントロールキーを押しながら J キーを押す
↓
Visual Studio 201Xが開き、選択中のステートの該当行にカーソルが表示される
VS201X表示中のソースに対応するStateGoを開く
Visual Studio 201Xで表示中のファイルが StateGoの出力ファイルであれば、変換元であるStatGoをVS CODEから呼び出して確認することが出来ます。
VS201Xで表示中のファイルのSteteGoが見たい!
↓
Altキーを押しながら T キーを押し、5キーを押す
↓
StateGoが起動し、変換元のStateGOファイルを開く
ステートのアイテム編集でVS201Xを利用する
StateGoはステートに直接プログラムを入力します。その際に、VS201X上で入力することが出来ます。
出力ファイルの該当箇所にマークがつけられ、その間を編集して反映することが出来ます。
そのため、単語の補完機能等を使って楽に入力することが可能です。
ステートアイテム編集の値入力でVS201Xを利用したい!
↓
アイテム編集ダイアログの "外部エディタへ"をクリック
↓
VS201Xが起動し、編集箇所が表示される。
↓
編集してセーブ
↓
アイテム編集ダイアログへ反映